無予備校の合格体験記

合格体験記集 スレッドNo.10

No.20 New! 合格体験記 by 亜 [60.62.130.160] 2007/03/14 (Wed) 15:43

 私の入学校は東京芸術大学です。これがとてもうれしいのではありますが、芸大のアドバイスを書いても多くの人の参考になるとは思えません。ですから、私が受かったほかの私立を例に、少しばかり体験を語らせていただきたいと思います。

 合格校は全て文系です。ICU・早稲田・MARCH etc...などなど。何故これほど分野が多岐にわたっているのかといえば、ICUと早稲田以外はセンター利用で、無作為に出しまくったからというわけです。ですからまずは、非常に重要な要素であるセンターについて考えます。

※国立を受ける皆さん、それから私のようにセンター利用を目指している皆さん、センター試験こそ重要です。センターなくして受験はありません。
■英語→時間のない人に話を限って言うなら、・GWまでに単語2000と熟語700、文法・構文一通りを必ず仕上げて下さい。これを早い段階で克服しなければ後々困ります。はっきり言っておきますが、センター英語はどんなに苦手な人でも七割〜八割は記憶と論理で解けるものなのです。ですから記憶はGWまでに完璧にしましょう。お勧めの参考書はLinkage社のAll In Oneです。これで↑の一連の知識は網羅できます。リスニングも飛躍的にできるようになります。
・論理ですが、センター英語の場合文脈は明白です。筆者の主張の方向性を読み間違わないようにするためには、理想的には人の添削が有効です。しかしそれがいつも可能なわけではないですよね、そういう方は自分で英文の全訳を作って、模範解答と徹底的に見比べる。このときに「より美しい訳」を作ることを心がければ、これが取りも直さず二次対策にもなります。
■国語→・現代文も論理です。まずは「全ては問題文に書かれている」という事実を真に理解しましょう。頭ではわかっているのだけど・・・という意識を引きずり、私は結局高3の10月まで現代文がネックでした。「全ては問題文に書かれている。」これは確実です。文章を信じてみましょう。おのずから書くべき解答の部分が浮かび上がってきます。現代文の学習は苦手な人にとって独学はきびしいものですから、通信教育が役に立つと思います。
・古文→これも暗記です。古語500以上(200でOKなんて言っている参考書を信用してはいけません)、文法を完璧にし、話のパターン(夜忍び込んできた男性が再び訪ねてきてくれない切なさを歌う・和歌を詠み交わす男女の風流など・・・)を覚えてしまえば問題ありません。
・漢文→「返り点あるからわかるじゃん」といって句法をないがしろにしてはいけません。句法を覚えてしまえばセンター国語の漢文を得点源にできるのです。「如何」と「何如」の違いなどがわかっているといないのとでは、読解に差が出ます。とくに疑問の句法には要注意です。あとは「すなわち」の頻出漢字など、漢語も最低限は覚えておくと私大対策になります。

※ 他の科目は人によってまちまちなので控えます。ちなみに私は世界史・倫理しか答えられませんしね。

 せっかくなので難解な英語について言及します。芸大楽理というところの英語は、意外に「東京外大・京大レベル」です。東大や早稲田・慶応のように、情報処理のスピードを問う問題ではありませんから、対策が全く異なります。ですから外大や京大を受ける人にも使える話なのではないかと思います。
 これほど難解な英語を解くためには文法やら単語やらをやっている場合ではありません。そういったくだらない知識はせめて高2までに完璧にしておきましょう。外大・京大・芸大・SFCなどで出る英語は単なる評論ではありません。それは「翻訳」を求める筆者の世界観です。だからただの読み方ではいけません、必要なのは論理性です。
 はじめは文と文の間の関係が読めないかもしれません。それなら一文ずつ、パラグラフの中での役割を分析するところから始めましょう。このとき意識しなければならないことは以下です。
 ・ 筆者の主張は何か。
 ・ その一文の役割は何か(主張・問題提起・具体例・結論など)。
 ・ そのパラグラフの役割は何か(同上)。
 大学受験に使われる文章は、ほぼ全てプロによる良質な評論ばかりですから、論理は明快なはずです。それをいかに見失わずに読めるか、そしていかに美しい訳出ができるか、が重要になってきます。速読の練習は勿論必要ですが、こうした難解な英文に当たるときは、丁寧に、何日かけてでも訳を作り、論理を読むことが一番の近道だと思います。

 私は非予備校生でした。ここで書いているうたこさん同様、私も予備校に行っていたら落ちていたでしょう。自分で知識を増やしていくことは予想以上に楽しいものでした。そして重要なことは、「知識が増えることによって未知が倍増する」ということです。これを世界史やりながら実感しました。また芸大受験とICU受験を経験したことで、過去を通して現代の我々のあり方を考えるということを学び、人文学の広大さを知りました。状況に関わらず、勉強を面白がってみるということが重要なのではないでしょうか。私は不幸にして学校に理数の授業がないため、理系の科目についての知識は皆無です。でも今知的探究心が高まっているからこそ、これらに対する関心は非常なものとなっています。「学び」を楽しみにすることです。これが一年半の私の受験を支えてくれた意識でした。

※もし芸大楽理を受験される方がいらっしゃったら、是非返信ください。またICUの奇妙な試験に関しても少しならアドバイスできることがあるかもしれません。ここに書き込みされている皆さんの素晴らしい意見とは比べ物にならない駄文でしたが、少しでも参考になったら嬉しいです。

Res Form

お名前、メッセージ(本文)、パスワードは必須記入項目です。

返信フォーム
お名前
メールアドレス
サイトのURI
投稿内容
メッセージ(?)
パスワード

下記フォームからスレッドNo.10内の記事を修正・削除することができます。

修正・削除

記事No.